楽法寺チェックポイント
- 黒門
- 仁王門
- 宿椎
- 観音堂
- 多宝塔
- 六角堂
- 聖見堂
楽法寺について
雨引観音は、雨引山楽法寺と申し、用明天皇のころ (6世紀末) 梁の国人の法輪独守居士によって開かれました。厄除・延命・安産子育ての霊験あらたかな、延命観世音菩薩 (国指定重要文化財)を本尊とする坂東観音霊場第二十四番札所の名刹です。
第三十三代推古天皇の病気平癒祈願・第四十五代聖武天皇、光明皇后の安産祈願・ 嵯峨天皇の降雨祈願によって勅願寺・安産祈願の根本霊場と成り、現在の皇后陛下には安産守を御捧呈申し上げたそうです。
又、鎌倉幕府の宗尊親王・足利尊氏公、更に、徳川家康公・徳川吉宗公は篤く当山観音を信仰し、多くの寺領・堂塔を寄進されたそうです。
楽法寺案内図
黒門(薬医門)
関ヶ原の戦い以前は真壁城の城門、楽法寺(雨引山観音堂の別当)の表門だったものを移転修復されたそうです。この先の石段は厄除けの石段と呼ばれ145段あります。一段一段登るごとに南無阿弥陀仏と唱えると登りきった時に厄が落ちると言われています。
鐘楼
自動で時刻をお知らせしてくれる鐘です。
子安地蔵堂
仏師無関円鉄が享保二年 (1717)謹刻したる尊像にして子供の夜なき虫切りの守護尊です。
堂宇は享保年中、八代将軍徳川吉宗公の台命により造建したものとのことです。
堂内中央に子安地蔵尊が安置されています。
楽法寺仁王門
仁王門の彫刻は無関堂円哲が彫刻したものです。
仁王門の先には宿椎(スダジイ)という古木があります。
楽法寺観音堂
観音堂については、公式サイトで確認できますので参照してください。
観音堂前の通路右へ進むと右側におみやげ処・お休み処(絵馬堂)があり、その先には東照宮があります。
さらに坂道を下って左へ進むと延命水があります。
そこから山道を進んで行くと開山堂があります。
開山堂の霊域内の土砂をひとにぎり持ち帰り、錦袋に入れて常に携帯すれば進学成就し得るといわれているそうです。
進学成就のうえは、土をもどし事務所にお礼を申し出てくださいと書かれています。
多宝塔
観音堂の隣には美しい多宝塔が建っています。当初は三重塔をだったものを改め多宝塔としたようです。
多宝塔を過ぎて進むと左側には六角堂が建っています。
六角堂内には不動明王などたくさんの仏像が安置されています。
楽法寺聖見堂
聖見堂は、主尊として大辨才天を奉祀し、その眷属として十六体の童子を配祀し、平成五年に眼下の弁天池中の仮堂を廃して、この浄地に新しく建立した堂宇です。
主尊の大辨才天女は 印度においては「Sarasvati」と申し奉り、学問・芸術の守護神です。堂前の石の尊像は、水をかけて祈願するための霊像です。
聖見堂のまわりに孔雀が放し飼いされています。
御朱印
宝印 蓮華座に火炎宝珠、中に三弁宝珠。
墨書 常陸国 延命観世音 雨引山
寺院情報
宗派 | 真言宗豊山派 |
山号 | 雨引山 |
寺院名 | 楽法寺(雨引観音) |
御本尊 | 延命観世音菩薩 |
御真言 | オン・アロリキャ・ソワカ |
御詠歌 | へだてなき 誓をたれも 仰ぐべし 佛の道に 雨引の寺 |
公式HP | http://www.amabiki.or.jp/ |
住所 | 茨城県桜川市本木1 |
電話 | 0296-58-5009 |
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