東上州三十三観音霊場

東上州三十三観音霊場は館林市、太田市、桐生市に点在する観音霊場です。
江戸時代中期、宝永5年に創設された札所で、御朱印もあるようです。

専用の納経帳が１番札所の御朱印所となっている実相寺にて購入できる情報があったので、宝福寺を見てから実相寺に行ったのですが、御朱印をいただく場所の案内などが、見当たらなかったので、この旅では御朱印をいただかないで33観音を巡礼することにしました。
数年前に御朱印をいただくことが流行った時がありましたが、そのころには案内があったのかもしれません。

現在は巡礼する方がほとんどいないせいか、東上州33観音の案内がなかったり、当時の観音堂が無くなってしまったりと、今後ますます東上州三十三観音霊場の巡礼は消えていくことになりそうですね。

東上州三十三観音霊場の表示が確認できたのは以下の札所です。(気が付きにくいところにある場合は、見落としがあるかもしれません)
1番札所・2番札所・3番札所・5番札所・8番札所・9番札所・11番札所・16番札所・17番札所・18番札所・19番札所・20番札所・23番札所・25番札所・32番札所・33番札所の16カ所と全体の半分です。表示が無いところは、本来別のところにあったものが、他の寺院などに合併されたケースが考えられます。
数年前まであった観音堂が壊されなくなってしまった札所は以下のところです。
15番札所・27番札所

札所一覧

参考文献　ぐんま観音札所ぶらり旅　上毛新聞出版局発行