札所10番 正眼寺(小泉観音)

正眼寺(小泉観音)

境内案内図

正眼寺 境内案内図

駐車場からは道路沿いに回り込むように進むと正面入口になりますが、途中山門に向かう道もあります。広い墓地の中央の参道を進むと正面に山門があり、左方向には聖観音菩薩立像があり、右方向には六地蔵や地蔵菩薩が佇んでおります。
山門をくぐると左に見える建物が十王堂、正面に本堂です。

山門

正眼寺山門

十王堂

正眼寺 十王堂
十王と奪衣婆

十王
仏教には、人が亡くなると、生きていた時の罪状について十王に裁きを受けると云われています。
亡くなった日を一日目として、四十九日目までの七日ごとに十王が裁判を行います。

初七日 秦広王しんこうおう =不動明王ふどうみょうおう 
二七日 初江王しょこうおう =釈迦如来しゃかにょらい 
三七日 宗帝王そうていおう =文殊菩薩もんじゅぼさつ 
四七日 五官王ごかんおう  =普賢菩薩ふげんぼさつ 
五七日 閻魔王えんまおう  =地蔵菩薩じぞうぼさつ 
六七日 変成王へんじょうおう  =弥勒菩薩みろくぼさつ 
七七日 泰山王たいさんおう  =薬師如来やくしにょらい
百力日 平等王びょうどうおう  =観音菩薩かんのんぼさつ
一周忌 都市王としおう =勢至菩薩せいしぼさつ
三回忌 五道転輪王ごどうてんりんおう  =阿弥陀如来あみだにょらい

この裁判により、極楽浄土に行くか、それとも地獄に行くのかが判決されます。十王による裁判には、救いがあります。地獄に落ちそう、あるいは落ちた時に助けてくれるのが地蔵菩薩です。そのため、十王、特に閻魔王と地蔵は深いつながりがあるようにいわれています。

十王信仰と合わせて地蔵菩薩の信仰があります。七回(四十九日忌)の審理で決まらない時は、平等王(百ヵ日忌)・都市王(一周忌)・五道転輪王(三回忌) 追加の審理があり救済されて六道の何れかに決められます。 地獄道・餓鬼道・畜生道の三悪道に落ちたとしても救われ、また修羅道 ・人道・天道ではさらに徳が積まれていきます。(十王堂説明案内板より)

本堂

正眼寺(小泉観音)本堂

アクセス

札所情報

観音名小泉観音
寺院名赤城山 要津院 正眼寺せいがんじ
札所御本尊聖観世音菩薩
御真言オン・アロリキヤ・ソワカ
御詠歌慈悲の目は 同じ誓いの 正眼寺
福寿の海に 続く小泉
住所邑楽郡大泉町城之内1-17-25
電話 

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