札所5番 善導寺

善導寺山門

善導寺は榊原康政の菩提寺となっています。本堂の後ろ側には、徳川四天王の一人であり、初期に館林城の城主ともなった榊原康政の墓がありますので、訪れた際にはお参りされてはいかがでしょう。

また、善導寺はつつじの館林七福神めぐりの「毘沙門天」の寺院でもあります。看板に掲載されている真言は「オン・ダンナダラヤ・ソワカ」とありますが、この真言を見るのは初めてです。恵比寿天の真言にちょっと似てます。一般的には「オン・ベイシラ・マンダヤ・ソワカ」が検索ではよくでてきます。

境内案内図

善導寺案内図

山門

善導寺山門

開門時間は、午前7時から午後5時となっています。

辨天堂

善導寺辨天堂

堂宇の様式は木像銅板葺き寄棟造り平屋建てで、間口2間1尺4寸5分・奥行き2間1尺4寸5分です。本尊は西向き辨財天で、作者は行基菩薩です。

弁天堂の先にやすらぎの鐘があります。
この鐘は当寺の移転再建を記念して寄贈されたもので「上は諸天(天国)に通じ、下は九泉(地獄の果てまで)に徹する御仏の声」であり、この音を聞くものは心の浄化と安らぎを得ることができると伝えられます。
階段を登ると鐘の中央に来迎佛が見られます。

薬師堂

薬師堂

堂宇の様式は木像銅板葺き四柱方形造りで、間口1間・奥行き1間です。本尊は薬師如来で作者は不明です。

本堂

善導寺本堂
善導寺扁額

不動堂

不動堂

堂宇の様式は木像銅板葺き四柱方形造りで、間口5間・奥行き5間9寸です。本尊は願成出世生不動尊で作者は行基菩薩です。毎月28日が結縁日となっています。

勢至堂

勢至堂

観音堂

観音堂
観音堂額

堂宇の様式は木像銅板葺き寄棟平屋造りで、間口5間・奥行き6間です。本尊は聖観世音菩薩と看板には表示があります。札所本尊の千手観音は本堂にあるのでしょうか?
こちらは毎月18日が結縁日となっています。

拝観時に鳴らす、こちらの変わったかねの音は、とても美しい音がしました。

アクセス

札所情報

観音名
寺院名終南山 見松院 善導寺
札所御本尊聖観音 千手観世音という情報もあり
御真言オン・バザラ・タラマ・キリク 
御詠歌露の身を 頼む心は 善導寺ぜんどうじ
月もろともに 西へ行くなり
HPhttps://www.danrin-zendouji.com/
住所館林市楠町3692
電話0276-72-1259

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