嵩山は先週に続き2回目の登山となります。
前回未達成だった、19番観音、32番観音、大天狗への登頂を目指します。
もし順調にクリアできるようなら、和利堂から33番の観音さまも念頭に置いてます。
東登山口
19番の観音さま
東登山道もなだらかな道はあまりありませんがオーバーペースにならないように注意し進みました。
しばらく進むと前回訪れた弥勒穴の案内板が出てきました。
ここで見落とした19番の観音さまを探します。
マップでは20番のやや東の方にあるはずですので、鎖場の所からその先の山道を進み探してみました。
岩の斜面の上の方などあちこち見渡したのですが、なかなかみつけられませんでしたが、鎖場を登った少し上に観音さまを見つける事ができました。
この観音さまは案内板が無く岩の斜面と同化してますので、ほんと見つけるのに苦労しました。
ここからジグザグの斜面で東登山道を登った後、大天狗を目指します。
途中21番から25番の観音さまへ入る脇道(木の根元にピンクの印)を通過。
その先にある通行禁止の看板を横目に急斜面を登り切りました。
大天狗の鎖場を登ったところからの景色
大天狗への登り口から登りきるまでは結構長い距離の鎖場となっています。
たけやまの頂上の先に女岩があり、短い鎖場を登って登頂完了です。今回は大勢の団体さんが登っていました。
女岩の祠
女岩からの眺望
女岩からの眺望
大天狗を下山し、次の目標の32番観音さまを目指しました。入り口には、西登山道の案内がありますが、道らしい道が無くちょっと不安になりましたが、木に付けてあるピンクの目印を手掛かりに下っていきました。
少し進むとすぐに、ヤマレコからルートを外れていますとのアナウンスがありました。
これ凄いと思いました。
その後はヤマレコの位置情報を頼りに進んで行きましたが、気づいたら観音さまのある予定の場所よりかなり先まで進んでしまっていました。
すぐに引き返し、32番のある場所付近に辿り着きましたが、残念ながら観音さまを見つけることができませんでした。しかたなく、歩いてきた道なき道を登ってようやく大天狗の麓まで戻って来ました。
その後予定している五郎岩へ向かいます。
烏帽子岩
五郎岩から大天狗を望む
西国・秩父観音群
五郎岩を登ってから小天狗方面に戻ります。
途中小袖の渡しを過ぎ、三社神社のそばの東屋から胎内巡りへの山道を進んでみました。
胎内くぐり
前回胎内くぐりをしなかったので、胎内くぐりを挑んでみましたが、想像以上に岩場の隙間が狭く、「えっこれ行けるの?」体がハマってしまいそうなのでリュックを下ろし手に持って通過しました。
胎内くぐりの鎖場を下りた後、回り道を通って前回の近道より10番の観音さまへ降って行きましたが、斜面がキツいのと落ち葉で斜面が覆われていて、やや危険な近道となっていました。
その後小天狗と不動岩に登り、表登山道から下山しようとした時、この山によく登るという男性と出会い、一緒に下りる事になりました。下りながら、嵩山についていろいろな事を教えてくださりました。
その方の話では10番の観音さまは数珠を持ち座っているのがかなり珍しいとのことです。
10番の観音さま
また、疑問だった14番と15番の観音さまがある所の槌岩とは、南の槌岩の山のことだそうです。
東登山道の脇道から行く21~25番の観音さまや一升水のある岩の上のほうに骨穴があると教えていただきました。
この岸壁から嵩山城主の女子達が身を投げたそうです。
他の方のブログを見て知りましたが、当初は骨穴の中に21番の観音さまが祀られていたようです。
男性の話によると、今年は山ビルがたくさん出たそうで、男性の仲間の方が1000匹捕まえたそうです。
山ビルが出る時期には登山者に少しずつ塩を持って行ってもらって退治をお願いしたそうです。
2回登山しましたが、そのお陰で山ビルには会わずにすんだのでしょう。
その後無事下山し帰宅しました。
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