沼田坂東札所二十四番 戸鹿野観音堂

戸鹿野観音堂

戸鹿野観音堂

戸鹿野観音堂

観音堂の扉は鍵がかけられていますが、お賽銭を入れる小窓があります。堂内は中央の須弥壇の厨子に聖観音像が御開帳されています。

戸鹿野観音堂

延宝三年(1675年) 真田氏の家臣である野村伊織氏によって建てられました。
本尊の正観世音菩薩立像は、徳川中期(1691~1779年)につくられたものですが、台座部分は徳川初期(1603~1690年)のものです。また、堂内の欄間の桃の彫刻と金色の柱も、徳川初期につくられたものです。
今現在の堂宇は、禅眼上人が願主となり戶鹿野町、新町の両町の喜拾によって文化二年 (1806年)に再建されました。
とがの堂の名で親しまれ、参堂外の柱に書かれている和讃文を唱えながら、手を合わせて参拝します。
「多くとも もらさで救う とがの堂 ただ祈るべし 大慈大悲と」(掲示案内参照)
伝えられる御詠歌と少し変わっているようです。

石仏群

宝篋印塔

観音堂右側に宝篋印塔や如意輪観音・地蔵菩薩等が並びます。
参道右手には秩父坂東西国百番供養塔・奉納大乗妙典六十六部回国供養塔・如意輪観音・奉造立廿一夜待・馬頭大士・馬頭観音・地蔵菩薩が佇んでいます。

アクセス

境内案内図

戸鹿野観音堂境内案内図

札所情報

堂名戸鹿野観音堂
寺院名(八幡山 華蔵院)
御本尊正観音
御真言オン・アロリキヤ・ソワカ
御詠歌重くとも 洩らさで救う 戸鹿野堂 ただ頼むべし 大悲大慈を
重くとも 漏さて救ふ 戸鹿野堂 只頼むへし 大悲大じやく
おもくとも もらさですくふ とがのどう たゞ頼むべし 大ひ大じと
住所群馬県沼田市戸鹿野町
電話

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