沼田坂東札所二十八番 孝成寺(善桂寺)

沼田景久

沼田景久は沼田城主で中興開基だそうです。
こちらでは武将印という御朱印があるようです。

本堂

孝成寺本堂

平和観音・子育地蔵尊

平和観音・子育地蔵尊

本堂手前左にはね平和観音・子育て地蔵尊・世界平和観音が佇みます。

石仏群

石仏群

参道左側には奪衣婆・閻魔大王・仁王像と並びその先に十三佛が置かれています。

極楽への導師十三仏
手前から不動明王、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、薬師如来、観音菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来、阿閃如来、大日如来、虚空蔵菩薩と並んでいます。
この世とあの世の間に(ちゅういん)という世界があります。この世界を抜けるのに四十九日間かかります。この間七日ごとに仏さまが順次入れ代わり、一人前の仏さまとなれるように必要なことを教えて下さいます。また、これと平行して(えんまさま)を「裁判長」とする、極楽行きか地獄行きかの判定会議も七日ごとに開かれます。そして四十九日目に、極楽行きか地獄行きかの判定が出るので、七七日忌(四十九日)は初七日に次ぐ大事な供養の日となっています。また 無事極楽行きが決定しても、修行はまだ終わりません。仏の世界で一人前になるまで三十三年の長い時間がかかります。初七日から三十三回忌までの導師を十三仏といいます。極楽へ向かう途中で通過する大切な関所を十三仏の仏さまの持つ力で越えさせていただける成仏を助ける仏さまです。(一部案内板より)

十六羅漢

十六羅漢
参道右手には十六羅漢が並んでいます。
羅漢様は正式には阿羅漢と称し、生きながらにして一切の煩悩を断減し、為すべき事を完成した人という意味であり、仏の説法を聞かれて悟りを開かれた弟子中最高の聖者とされております。特に禅宗の寺院においては毎月一日と十五日に羅漢供養が奉修され、修行僧はもとより仏教徒にとっても親しみの感じられる仏様として拝まれてきました。(案内板より一部抜粋)

板碑

板碑
板碑は鎌倉時代に流行した供養塔で関東武士の本拠地である武蔵の国(埼玉中北部)が最も古く次第に全国に広がった。 秩父地方に産する緑泥片岩が加工しやすかったので材料に用いられた。この板碑は完璧な形で、上部の山形から二本の横線、梵字、造立年代、供養主が正確に判る貴重な石造塔である。
梵字は古代インドの文字で阿弥陀仏を表している。
この板碑は埼玉県騎西町芋茎で出土したもので、当山に平成17年7月に移建された不思議で貴い因縁である。(案内板より一部抜粋)

アクセス

境内案内図

境内案内図

札所情報

堂名
寺院名孝成寺(智徳山 成孝院 善桂寺)
御本尊正観音
御真言オン・アロリキヤ・ソワカ
御詠歌父母の 朝夕ごとに 慣れし子の 孝を成す身ぞ 二世は安楽
父母の 朝夕毎に 慣れし子の 孝を成す身そ 二世は安楽
ちゝはゝの あさゆふごとに なでし子の かうをなす身ぞ 二世はあんらく
住所群馬県沼田市井土上町782
電話0278-23-1623

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