信濃札所十二番 菩提山 無常院(子育観音)

無常院参道

土壁の民家が残る風情のある参道

無常院チェックポイント

  • 目に効く阿弥陀仏
  • 中見堂

無常院について

無常院本堂

無常院は、永承三年天台宗の誓林坊を開基と伝えられ、一時衰退しましたが、天正二年浄土宗知恩院派によって再建され、以来その末寺として現在に至っています。

本像は、いわゆる「善光寺一光三尊像」で、中央に阿弥陀如来(像高45cm)が立ち、向かって右に観音、左に勢至菩薩(各像高31cm)がともに八面宝冠を戴き、手は善光寺如来の脇侍独特の掌と掌を合わせた梵篋印を結んで立侍しています。阿弥陀如来の右手は前掌の施無畏印、左手は第二・三指を伸ばして他の指を屈した善光寺如来特有の刀印を結び、後補の台座も当初は臼の形をしやや高めでした。

中尊阿弥陀如来像は、大粒の螺髪で、髪際はわずかに波形を示し、口唇が厚く両瞼を細く開き、その目尻にいたる線が流麗。納衣は両肩から胸前に及ぶ襟元や、胸前から下半身にいたる衣文の畳みかたが見事です。

脇侍の観音・勢至菩薩像は、宝冠に刻まれた宝相華、毛髪の毛筋が繊細精緻、条帛や天衣、膝前の衣文の畳みかたも巧みです。

無常院案内図

無常院案内図

六地蔵と山門

無常院山門と六地蔵

六地蔵は参道沿い左手と石段左手におわします。

宝篋印塔と目に効く阿弥陀さま

宝篋印塔と目に効く阿弥陀さま

宝篋印塔の右手前には目に効くといわれる阿弥陀様。気が付かず見落としがちです。

無常院観音堂(中見堂)

無常院観音堂(中見堂)

中見堂には靴を脱いで入ることができます。
中の格子窓の前に浄財箱や納札箱があります。

馬頭観世音菩薩

本尊 馬頭観世音菩薩 (子育観音)
よく見ると三面七臂となっています。もしかしたら三面八臂の手が一つ落ちてしまったのでしょうか?
そうでなければ非常に珍しい馬頭観世音ということになります。

御朱印

無常院御朱印

宝印 仏法僧寶
墨書 菩提山
   中見堂大悲殿
   無常院

こちらの札所では8番の御朱印も一緒にいただけます。

寺院情報

宗派浄土宗
山号菩提山
寺院名無常院
御本尊馬頭観世音菩薩
御真言オン・アミリトドバン・ウン・パッタ・ソワカ
御詠歌
中見堂 参りて拝む ありがたや
よきもあしきも もらし給ふな
住所長野市安茂里小市3-45-8
電話026-226-4729

アクセス

信濃三十三観音札所一覧

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