まず初めにおことわりいたしますが、掲載している写真はフォトACよりダウンロードして使用させていただきました。
こちらの寺院では現在撮影が禁止となっておりますので、訪れた時に写真を撮ることがかないませんでした。フォトACに掲載されている写真については許可を得て撮影したのか、それとも撮影禁止となる前に撮影されたものかはわかりません。

峰寺山西光院に訪れたのは二回目で、初めて訪れたのは自分が20代のとき石岡市に転勤で仕事に来ていた頃でした。山の中腹あたりに、このお寺があるのを何度か目にして一度訪れたいと考えていて同僚の方が八郷町(今はその地名は無くなったようです)に住んでおり、その方と一緒に訪れました。
その時は、さびれた感じで今のように訪れる方もいなかったように思います。
昔の記憶に浸りたい懐かしい気持ちもあって再び訪れてみました。
上曽峠を通る石岡筑西線から西光院へ向かう道はやや細いため慎重に進みます。
駐車場から本堂へ進む途中左側に「木造立木観音菩薩像」があります。高さ5.9mもの巨大な仏像で、元々はふもとにあった立木山高照院長谷寺の本尊と伝わっているそうです。(石岡市HPより)
本堂回廊からの景色はとても良く、今でも変わりありません。このすばらしい眺めは「関東の清水寺」とも呼ばれるようです。
当時は本堂からさらに先へ進めるようになっていましたが、現在は立ち入り禁止となっていました。
また回廊南側にはロープが掛けられ立ち入り禁止となっている部分がありました。
今年の夏はとても暑い日が続いていましたが、この日もかなり暑かったので、バイクジャケットを脱ぎ回廊との区切りの床で休んでいたところ、お寺の方にその場所は本堂の結界の場所だから座らないでくださいとお叱りをうけてしまいした。
静寂な地の自然に浸っていた私としては、とても残念な思いがいたしました。
この寺院の開祖した僧はなぜ、ここに寺院を開いたのでしょうか
高いところから民衆を見守れるようにとのことは想像できますが、いい景色が見渡せるようにつくれば人がきてくれるとも考えてはいないでしょうか。(あえて崖の上に柱を組み上げた、懸造にしたので)
また、そんな人々が景色がいいこの場所に人々が集まることに、ご本尊さまもお喜びになるのではないでしょうか。
撮影を禁止しても破る人は少なからずいると思います。(google mapのコメントに投稿写真が・・・)
でも、こんな素敵な場所で撮影ができないことは理解していても、残念に思う人はたくさんいると思います。
御朱印はもらわずに帰りました。思い出のお気に入り寺院だっただけに残念です。
石岡から真壁に通じる上曽トンネルが令和7年9月27日に開通しましたので、石岡筑西線の交通量は減ることでしょう。そうなれば道路状況は悪くなり、ますます西光院へのアクセスは大変になることでしょう。

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