旧札所巡り

地方につくられた観音札所の紹介。
すでに廃寺され観音堂がなかったり、情報がなく場所がわからなくなっている札所を紹介します。

東三十三観音札所
東三十三観音札所は関西の西国33観音札所をうつしたもので、一つひとつが西国三十三所に対応しているそうです。
黒保根町・東町・大間々町・笠懸町・新里町に点在しています。
元学校の先生だった常鑑寺の住職が「上州勢多・山田・新田東三拾三所」という本に東三十三観音札所の住所とご詠歌を載せて冊子を作ったようです。
掲載した御詠歌は「上州の観音札所」内山信次氏の本より引用しました。

三郡坂東三十三所
こちらは緑野・多胡・北甘楽の三郡に坂東三十三観音札所を模して造られたそうです。
現在その一部は南毛霊場三十三観音の札所として残っています。
掲載した御詠歌及び札所本尊は「上州の観音札所」内山信次氏の本より引用しました。

旧札所巡り

東三十三観音札所

東あずま三十三観音札所は札所第八番医光寺の第四十四世「覚雄法印」により定められたそうです。札所は黒保根町・東町・大間々町・笠懸町・新里町に点在しています。掲載した御詠歌は「上州の観音札所」内山信次氏の本より引用しました。 医光寺の元文元年の...