東三十三観音札所

札所十三番 大沢寺

大沢寺本堂
庚申堂

大澤寺は前橋市の僑林寺十四世格山鑑逸和尚により寛文年間(1661~1673)に開山されたそうです。本尊は釈迦牟尼仏でしたが、現在は十一面観音が本尊として祀られています。古来から相輪塔 (沢入塔) と寝釈迦像を守護し管理してきたとされています。最初は龍峯山と称しましたが後に龍寶山と改称されたそうです。


境内には庚申堂があり、祀られている庚申像は弘法大師が板倉川(押手川) からあげられたものと伝えられていますが、元々は岩戸観音の岩窟に祀られていたものを明治維新の際に大沢寺境内に移したものだそうです。

寺院(札所)名龍寶山 大沢寺だいたくじ
札所御本尊十一面観世音菩薩
御真言オン・ロケイジンバラ・キリク・ソワカ
御詠歌岩根ふみ 重なる山も 遠からず
上なき法の 道と思へば
住所みどり市東町沢入380
電話0277-95-6224

札所十四番 龍真寺

ボタン寺として有名な龍真寺です。参道入口の寺号看板には、ぼけ封じ観音・水子地蔵尊・西国十四番札所(供養霊場)の表示があります。
冠木門入口右側には、庚申塔をはじめ三界万霊等・回国供養塔・鶏亀地蔵菩薩・念佛供養塔などがあります。
本堂入り口にはご詠歌の額が掲げられていますが、こちらにも西国札所遷の文字が確認できます。

寺院(札所)名新川山 龍真寺りゅうしんじ
札所御本尊正観世音菩薩
御真言オン・アロリキヤ・ソワカ
御詠歌まふでなば 六の道にも まよいしな
なゝの社を こめし御寺ぞ
住所桐生市新里町新川1051
電話0277-74-2251

札所十五番 世音寺

参道入口には、庚申塔や二十三夜塔・六地蔵などがあります。
本堂内中央には聖観音菩薩のようです。右隣の部屋には元三大師が祀られています。
また山門左には子育地蔵堂があります。

本堂右側にある宝篋印塔には「若於此塔 一香一華・礼拝供養 八十億劫・生死重罪 一時消滅・生免災殃 死生仏家」の文字が刻まれています。
この塔に一香一華を供えて礼拝供養すれば、八十億の生死重罪が一時に消滅し、生きている間は災厄から免れ、死んだら仏の家に生き成仏できるという意味のようです。

寺院(札所)名南王山 世音寺せおんじ
札所御本尊聖観世音菩薩
御真言オン・アロリキヤ・ソワカ
御詠歌糸桜 見がてらにのみ 来る人も
法のえにしを 結ぶなるべし
住所みどり市大間々町桐原325
電話0277-72-4057

札所十六番 清水寺

清水寺観音堂

国道から入った狭い駐車スペースから参道を進み長い石段から登っていくと観音堂が正面にでてきます。自動車で登っていく道を進むと本堂があります。(こちらの道はかなり急で、雨などで濡れていると苔とかで滑りそうで注意です)
観音堂内は中央に厨子があり、まわりには聖観世音菩薩と書かれた提灯がたくさん吊り下げられています。

寺院(札所)名清水寺せいすいじ
札所御本尊聖観世音菩薩
御真言オン・アロリキヤ・ソワカ
御詠歌松風を 音羽の滝と 聞きなして
心の水を すまさぬはなし
住所みどり市東町神戸719
電話0277-97-2070

札所十七番 昌福寺跡

八幡宮境内
昌福寺跡の石仏

昌福寺の跡と確信できるものはありませんが、八幡宮のそばにあったという情報があります。
境内中段の脇には三界万霊塔や百番供養塔・さらに右奥にはお寺を示す卍のついた墓石塔が佇んでいますのでこの付近にあったものだと想像できます。
上州の観音札所という本に書かれているのは、八幡宮中段の右手の小さな平のところだそうです。
近所の方に聞くと、ほかにも墓石があったのですが、移されたそうです。

寺院(札所)名昌福寺しょうふくじ (廃寺) 祥禅寺に合併
札所御本尊如意輪観世音菩薩
御真言オン・ハンドマ・シンダマニ・ジンバラ・ウン
御詠歌はてしなき 思ひの家は 出すとも
法の道をば あがめたるなん
住所みどり市東町花輪栃原
電話

札所十八番 長福寺跡

長福寺跡卵塔
長福寺跡

長福寺跡は近くに立っている鉄塔を目安に進むと良いと思います。
そのそばを流れる用水路沿いを進むと、歴代住職の卵塔が並んでいます。
卵塔では十八世の文字などが確認できます。
草刈をされていた方に聞くと鉄塔のすぐ近くの墓石は違うとのことです。
歴代住職の墓石の南側の広くなっているところが「寺畑」と呼ばれているそうで、その端の方に長福寺をあらわす石塔が建てられています。
その隣には天満宮と庚申塔が並んでいます。

寺院(札所)名大瀧山 長福寺ちょうふくじ(廃寺)
札所御本尊聖観世音菩薩
御真言オン・アロリキヤ・ソワカ
御詠歌紫の 雲のむかひを 松島や
波たちかへり 又もまふてん
住所みどり市東町小夜戸
電話

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