独鈷山前山寺

縁起 信州七草寺霊場 萩の寺

 前山寺は新義真言宗の寺院で、本尊は大日如耒、かつては信州四ヶ談林の中に数えられた経学の殿堂で、塩田城の鬼門に位置してその祈願寺でもありました。
 弘仁年中(812年)空海上人が護摩修行の霊場として開創したと伝えられます。当初古義真言宗で法相三輪両宗を兼ねていましたが元弘年中(1331年)僧長秀が讃岐の善通寺より来止し、正法院を移して前山寺とし、その開山になったと伝えています。
 奥の院独股山(弘法山)には、弘法大師を祀った岩屋堂があり、江戸時代にはここに西国三十三所観音を勧請し、近郷の信仰を集めたことのある景勝の地です。

前山寺

三重塔と左下に見える梵字碑(アビラウンケン)

前山寺案内図

前山寺案内図

明王堂の南に置かれた供養塔には西国秩父坂東の百番ではなく西国秩父信濃の百番供養塔になっているのに注目です。

冠木門

冠木門

冠木門から薬医門までの参道は情緒のある長い区間です。
参道進むと案内板があり、当時のイラスト案内図があります。

薬医門

薬医門

鐘楼

鐘楼

本堂

本堂

本堂正面には、ご本尊の大日如来さまが鎮座しています。
その前には弘法大師さまと思われる仏像が置かれています。

三重塔

三重塔

 この塔の特徴は、二・三層に扉も窓もなく、また廻縁も勾欄もなく横板壁を張りつめ、各柱の下部からは長い貫が四方に突出ていることです。これは、未完成のためで、各柱の上部壁ぎわに切込があることからもうなづけます。しかし、見た目には不自然さを感じられず、安定と調和を保つ、みごとな姿といえます。 この塔の様式は、鎌倉時代末期にはじまった和様と禅宗様との折衷様式です。
建立年代は、様式上室町時代と推定されています。

三重塔に向かって正面(北側)の額には釈迦如来・東側には阿閦如来・南側は寶生如来・西は彌陀如来の文字が書かれています。

寺院情報

宗派真言宗智山派
山号独鈷山
寺院名前山寺
御本尊大日如来
光明真言オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・
マニ・ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン
公式HPhttps://www.zensanji.info/
住所長野県上田市前山300
電話0268-38-2855

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