三原郷札所二十八番　横壁小倉堂

横壁小倉堂は国道406号線を倉渕方面へ進み柳沢城跡を少し過ぎたところにあります。
こちらのお堂も移築されたそうです。

横壁小倉堂案内図

堂宇は間口2間・奥行き2間半でできており、長野原町誌によると本尊は聖観音菩薩と勢至菩薩とのことで当時は間口3間・奥行き2間のつくりだったようです。この勢至堂はもと横壁字西窪に札所29番として所在していたものを28番のこのお堂に合併移築したそうです。

堂内は扉の格子から覗くことができ、中央に仏像が2体確認できますが、暗くてはっきりしないのでどなたかはわかりませんが、勢至菩薩と聖観音でしょうか?

石仏は向かって右より庚申塔、双体道祖神、馬頭観音が3体並んでいます。