三原郷札所二十四番 小雨金蔵堂跡

石仏群

小雨金蔵堂跡と思われる場所に向かう入口の角に石仏群があります。如意輪観音や双対道祖神がありますが、一番左にある朽ちた看板に小雨の文字が見えるのですが、続きが消えてしまっているのが残念です。この続きの文字は何だったのか非常に気になります。

小雨金蔵堂跡に公式の立札などが無いため、果たして本当に跡地であっているのかわかりませんが、他の方等が紹介している場所なので跡地として紹介します。

小雨金蔵堂跡案内図

小雨金蔵堂跡案内図

小雨金蔵堂跡

小雨金蔵堂跡

道路の擁壁沿いに石仏が並べられています。馬頭観音が多くありますが、中央あたりに聖観音菩薩があります。ここに並べられているのは道路の擁壁の工事に伴い整理されたのではないかと推測します。
これだけ多くの石仏があることは寺院の跡地の可能性は高いと考えられます。

小雨金蔵堂跡

比較的大きめの地蔵菩薩がポツンと佇んでいます。右側には墓石と思われるものがあります。

跡地手前の道路沿いの石仏

石仏

大乗妙典日本廻国百人供養所と彫られています。寛政の年号が確認できます。

石仏

奉納百八十八番供養塔。こちらの養の字はよくあるものとは違い現在のものと同じ字で彫られています。

札所情報

堂名小雨金蔵堂
寺院名 
御本尊馬頭観世音菩薩
御真言オン・アミリトドバン・ウン・パッタ・ソワカ
御詠歌一筋に 祈る利生の あらわれて こんぞう堂と 聞くぞうれしき
縁日 
住所群馬県吾妻郡中之条町小雨
電話
駐車場

アクセス

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