黒瀧山不動寺を訪ねて

山門

黒瀧山不動寺の山門
山門

 この山門は鐘楼門として寛政10年に再建、梵鐘は戦争中に供出したとありますのでありません。

不許葷酒入山門
不許葷酒入山門

山門前にある不許葷酒入山門
ニラ、ネギ、ニンニクなど臭気の強い野菜や酒は、修行の妨げになるので、これを口にしたものは清浄な寺内にはいることを禁じるとの表示です。

扁額

元禄5年の最初の山門に潮音禅師が東海禅窟と揮毫した扁額です。

黒瀧山不動寺の木魚
木魚

魚梆(かいぱん) 木魚
元禄時代の作で禅寺での行事や儀式の祈り時刻を打ち鳴らす法具。
魚が瞼を閉じないところから人は心眼を開いて日々励めよとの意があるとのことです。梵鐘がなくなってしまった代わりでしょうか?

 鐘楼のところに書かれていましたがお寺内の鳴り物を打つときは7割くらいの力で鳴らしてくださいとありました。ここも鳴らすことができるのかと思いますが、下に見える魚梆を鳴らす大きな棒の使い方がよくわからないので遠慮しました。

黒瀧山不動寺の山門
反対側からみた山門
山門の階段
山門の階段

 階段は登れないようですが、上はどうなっているのか興味津々です。
見えない景色を見たくなる。

手水舎

黒瀧山不動寺の手水舎
手水舎

 どこでも見かける手水舎です。ここで身体と心を清めます。

不動堂

黒瀧山不動寺の不動堂
不動堂

 不動堂の紹介によくある構図ですね。ここからは全体を写真に収められる場所です。
 黒瀧金躰不動明王は、
激しく燃えあがる大迦楼羅焔を背に眼光鋭く右手に宝剣、左手に宝綱を持ち、こんがら・せいたかの二童子を脇立に大磐石に立つ。人々の悩み、苦みの気害を焼き清め、洗い清め、現世人間界、白然界の平安を願いとし、消災吉祥、萬物元気、善星皆来、開運厄除、不動心、火伏せ、悪星退散、延命長寿・・・、灼かな霊験ありと信仰を集める秘佛不動明王。 悪や災いを切り砕き、人々に気力と安らぎの心を授けます。
とのことです。(案内看板より引用)

 不動堂
不動堂
不動堂
不動堂

「瑞気満堂」とは、めでたい良い気が建物あるいは部屋に満ち溢れている事らしいです。
パワースポットの源ということでしょうか。

黒瀧山不動寺の臥龍橋
臥龍橋

臥龍橋は短いですがとても風情のある空間で静寂さに心が洗われます。橋の中央にて左を見ると龍神の滝と不動明王さまが現れます。

黒滝の大蒟蒻

蒟蒻石
蒟蒻石
黒滝の大蒟蒻の説明
黒滝の大蒟蒻の説明

 看板の内容を見ますと、蒟蒻石が本村六車郷からここに移ったのですね。うんうん。
この紅の心頭に触れたる善人は必ず良縁祥福美貌子宝を授かるとありますが、 この紅の心頭って何でしょう? 実際のこんにゃくの事? だとしたらこの蒟蒻石は何でしょう? それともこの蒟蒻石のことでしょうか? 凡人の自分にはわかりません。
誰か教えてー

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