草木原堂の近くに集会所の駐車場がありましたので、そこにパイクを止めさせてもらい歩いて観音堂へ向かいました。
上州の札所めぐりの本によると観音堂は草木原の南端に位置し、観音池などの札所跡があり近くには百番供養塔などが二基あるという情報を知りました。
こちらの札所を訪れた時、近くの畑に来た方に草木原の南端や観音池について尋ねると、観音池はこの札所のところにある池を観音池と呼んでいると教えていただきました。
後で上州の札所めぐりの本に掲載されている百番供養塔などの写真を見ると、現在札所にあるものとほとんど同じに見えました。
明治ごろ十七番に合併したと伝えているそうですが、その後こちらに新しくお堂を建て十六番札所として復活させたのではと私は推測しています。
(長野原町誌の情報にも堂宇はなしと書かれていますので、お堂は近年建てられたものではないでしょうか)
草木原堂の見どころ
- 百番供養塔
- 観音池
草木原堂案内図
草木原堂
観音堂は立派な建物で、間口2間・奥行き2間の造りとなっています。
堂内中央にご本尊が安置されています。
観音堂の前には水子地蔵尊が畜座しており、観音堂左手に観音池があります。
この観音池のところに案内板があるのですが、半分から下が日に焼けてしまい文字が見えなくなっています。
観音池の由来
古老の言に依ればその〇〇
なく、戦乱に次ぐ戦乱で〇〇
残兵は安住の地を求めて〇〇
れ、土着する者も多かった〇〇
信州海野の庄に滋野の〇〇
の敗残兵が信濃の国を〇〇
た武具を埋めて、この〇〇
木の原野を切り開いて〇〇
の祖となったと伝承され〇〇
歳月が流れ、戸数〇〇
平和の守護を祈願して〇〇
霊場第十六番札所とな〇〇
裏山を観音山、又の名を〇〇
ようになった。
御詠歌に「草木原おしわけたずね 来てみれば 仏はここに あ
りあけの月」
当時は村人の誰もが合〇〇
水にしたと云う。
また、この街道を〇〇
も喉ををうるおし観音様〇〇
見えない部分が多いですが、次回訪れた時もう少し解読に挑戦してみます。
石仏
左より百番供養塔が2基、他は墓石と思われます。
札所情報
堂名 | 草木原堂 |
寺院名 | |
御本尊 | 聖観世音菩薩 |
御真言 | オン・アロリキヤ・ソワカ |
御詠歌 | 草木原 おしわけたずね 来てみれば 仏はここに ありあけの月 |
縁日 | |
住所 | 群馬県吾妻郡長野原町大津 |
電話 | – |
駐車場 |
アクセス
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