
川原湯不動堂の見どころ
- 道しるべ
- 不動の滝
- 子守り松
川原湯不動堂案内図

川原湯不動堂

案内板によるとここは不動明王を本尊としているようです。寄進された灯篭に1721年とあることより江戸時代中期には建てられていたようです。2012年11月に八ッ場ダム建設に伴い現在地に移設されたとのことです。
堂内を覗くと、中央に観音様?(確認できません)があり、周りには座布団や御神燈が置かれたりしています。縁日が1月28日と9月28日と案内板に書かれています。堂内右手には奉納額や奉納札など納められています。
長野原町誌には、川原湯湯原堂として紹介されています。

灯篭の右側にある石碑が 道しるべです。この道しるべも移動してきたようです。左不動瀧道 右横壁へと刻まれているようです。
(違っていたらごめんなさい)
石仏

不動の滝

全体は3段の滝で見えているのは落差40mの下段だそうです。1918年に吾妻渓谷を訪れた若山牧水は「おのが身の さびしきことの 思われて 滝あふぎつつ 去りがたきかも」と詠んだそうです、
子守り松

わが子を抱くようにミツバツツジを育てている赤松は「子守り松」と呼ばれているそうです。
右に枝分かれするところと更に枝分かれするところの中央部にミツバツツジがあります。
千手観世音の石仏

豊田家の墓地といわれる場所にある千手観音の石仏です。
長野原町誌で川原湯観音堂跡として紹介されているのはこれではないかと推測します。
観音様の右側に「三十ばん千手観世音」の文字が刻まれています。湯原堂が30番の札所で千手観音が本尊のお堂があったのだと思いますが、どこかで合併したのかどうなのかわかりませんが、現在は川原湯不動堂が30番の札所となっているようです。
札所情報
堂名 | 湯原堂 |
寺院名 | 湯原寺 |
御本尊 | 千手面観世音菩薩 (川原湯不動堂は不動明王) |
御真言 | オン・バザラ・タラマ・キリク |
御詠歌 | ただ頼め 大悲あらたの うす鏡 花の湯原に 紫の雲 |
縁日 | 1月28日(初不動)、9月28日(不動尊祭り) |
住所 | 群馬県吾妻郡長野原町川原湯 |
電話 | – |
駐車場 | ![]() |
アクセス
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