沼田横堂札所三番　奥平観音堂

奥平観音堂の場所はグーグルマップのストリートビューでは辿れない奥の方の場所にありますが、道路は広い道もあり、苦労せずにたどり着けると思います。ただし観音堂付近に適した駐車スペースが見当たらないのでご注意ください。

奥平観音堂

入り口には、石標が右側にあり、「沼田横堂三十三観音札所　三番聖観世音菩薩」の文字が、横にはご詠歌が刻まれています。

観音堂の大きさは間口２間・奥行２間半の造りとなっています。「しの木氏の上州札所めぐり」で掲載されている写真は茅葺屋根で壁面も板張りの造りとなっていましたので、その後現在のように修復し、保存されているようです。

観音堂内を拝観するには、扉をあけるそばにある小さい木の扉を開けることができます。
堂内には、向かって左より不動明王・阿弥陀如来坐像・厨子が２つ安置されています。

参道脇には、墓石や石仏が並べられています。
頭の無いお地蔵様や、かなり埋もれた状態になっている如意輪観音様がありますがほとんどが墓石のようです。

観音堂へ向かう斜面に道しるべ石と俳句が書かれた板碑があります。
道しるべは「右ハは札〇　左ハ上〇」俳句は「深山〇　かぎわけたづね　塔の坂　大〇〇ちかひ　たのもし九おく」
写真に撮っておけば読めると思っていたのですが、はっきりしないのでまた折を見て確認します。

堂名	奥平観音堂
寺院名	–
御本尊	聖観世音菩薩
御真言	オン・アロリキヤ・ソワカ
御詠歌	迷ひ來て　うきめ深山の　奥だいら　かゝる里をも　月照らすかは迷ひ来て　うきめ深山の　おく平　かゝる里をも　月てらすかハ
住所	利根郡みなかみ町入須川
電話	–