奥田観音堂は道路からその姿を確認することとはできず、初めてですと探すのにかなり苦労されると思います。あらかじめ下部のマップを見てから訪れてください。
舗装されていない道から山の方へ入ると左手にお社(八幡宮らしい)が見え、それより右手を見ると奥田観音堂が上の方に見えます。
訪れたときは写真の通り、木の階段がきれいに整備されていました。
他の方が訪れたブログを見ますと、ヤマビルがいる場所らしいので戻ってきたら足もとなど確認した方がよいと思います。(自分はヤマビル大嫌いなので、そういったところへは活動しない時期に訪れます。そのため雪が残る３月に巡礼しました。)
奥田観音堂
観音堂は測り忘れましたが垂木の数から考えると、およそ間口１間・奥行１間の作りで前面には、しめ縄がかけられています。写真右手に見える石標には「沼田横堂三十三観音札所 四番 聖観世音菩薩」と刻まれ、側面には御詠歌が刻まれています。
観音 堂内には五体の仏像が確認できます。向かって右側より如意輪観音、次が馬頭観音でしょうか? 3面の顔が確認できます。中央は燭台が邪魔になって良く見えません。左から２番目は地蔵菩薩のように見えます。一番左はお地蔵さまではないかと思われますが、手の位置がちょうど六地蔵の柄香炉を持つお地蔵様のように見えます、どうでしょうか。ご本尊は聖観音ですが、中央の仏像がそうなのでしょうか? またご本尊は金泉寺に移されているとの情報をどこかで見たので、後日金泉寺を訪ねてみたいと思います。
石仏群
合掌されているお地蔵様
金泉寺
金泉寺は天台宗の寺院です。境内には如意輪観音・庚申塔や日切り地蔵尊・神変大菩薩などがあります。
堂内は暗くて安置仏がよく見えませんが、中央には不動明王像と二童子の矜羯羅童子・制多伽童子が鎮座し、右側の壇はおそらく役小角かと思われます。左側の壇は観音様らしき仏像が安置されていて、これが奥田観音堂の御本尊かはわかりませんでした。
アクセスマップ
境内案内図
札所情報
| 堂名 | 奥田観音堂 |
| 寺院名 | 金泉寺 |
| 御本尊 | 聖観世音菩薩 |
| 御真言 | オン・アロリキヤ・ソワカ |
| 御詠歌 | 南無大悲 十萬おく田も ひと時に 導びくちかひ たのもしのみね 南無大悲 十まんおく田も ひと時に 道びくちかひ たのもしの峰 |
| 住所 | 利根郡みなかみ町東峰 |
| 電話 | – |
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